学部4年の居山蓮です.現在,1年半かけた卒業研究がようやく完成しそうです.というのも,私にとっては,今回のブログのタイトルにあるポスター発表だけが研究成果の発表の場ではありません.研究対象とした能登半島穴水町甲地区での発表を間近に控えています.ここではポスター発表についての感想を残したいと思います.
他研究室学生のポスター全てが情熱を注いで作られた,どれも見応えのあるものでした.ただ,市古研学生のポスターは圧倒的に「ガチ」だと感じました.これは他研究室に所属する友人にも言われたことなので,贔屓目やや抜きなはずです.
先月の都市づくりフォーラムでの発表に先立ち,市古研では何度も論文やポスターの修正を重ねてきました.その努力の姿が5人全員のポスターに映っていたんだと解釈しています.
妥協せず,切磋琢磨し合うみんなを誇りに思います!感謝の言葉は直接言います!皆さまお疲れ様でした!!

本年度で学部卒業致します佐藤匠です.卒論を書き終えた今,しばらくの間生活の大半を卒論に費やしていたので若干の虚無感が僕の頭を回っています.
さて僕が市古研を志望したきっかけのひとつには中学生の頃に三陸を旅行した経験が響いていると思います.ちょうど高台造成の工事がはじまったくらいでまだ砂漠のような陸前高田の風景が10年近くたった今でも未だに記憶に残っています.そうした風景をみて何を感じたかはわかりませんが,これをきっかけに災害や防災といった分野に興味関心を持つようになったのだと思います.
学部3年で市古研への配属が決まり,研究テーマ決めではかなり迷走しましたが以前より興味を持っていた都市計画と災害復興や防災といった分野と,就活を進めるなかで興味を持った商業施設という分野を合わせて研究テーマとさせていただくことになりました.研究室としては能登ウェーブに走っていたと思いますが,僕自身の興味を貫かせていただいた結果1年半モチベーション高く,かつ楽しく研究を進めることができたと考えています.
僕の研究の大部分は資料集めとGISやイラストレーターを用いた地図表現でした.webアーカイブから過去の行政資料を遡ったり,国会図書館でしか閲覧できない雑誌記事などを収集して,パズルのように足りないピースを埋めていく作業はラクではないけれどワクワクするものでもありました.ポスター作成もレイアウトや内容の取捨選択になかなか苦戦してしまい,年末に着手してから2月の提出直前まで常に内容を入れ替えたりレイアウトを変更したりしていました.時には研究室メンバーに手助けいただき自分のなかではある程度納得のいく卒業論文が完成してよかったと思っています.こうした経験はこれから社会人となる僕に大きく影響すると思います.
市古研の皆様,これからも自身の研究や研究室活動頑張ってください,応援しております.
最後に市古先生へ,様々ご迷惑おかけしたこともありましたが大変お世話になりました,一年半の間ありがとうございました.

市古研究室学部4年の小野満与です.ポスター発表という,卒業研究Ⅰの中間発表時(スライド)とは異なる方式での発表は,また違った難しさがあったと感じます.ポスターはA0サイズで,見やすいフォントや図の大きさを考え,必要に応じて論文用から作りかえる等の準備を行いました.また,当日の5分という短い発表時間の中,原稿と合わせてどの情報をポスターに入れ,また省くかを考える作業は想像以上に大変でした.が,当日は自分の研究で注目していただきたい部分を図と合わせて丁寧に説明できたかな,とは考えます.質疑応答やその後のフリー質問タイムでのやりとりを経て,改めて「次があるならこうしたいな」と思う部分が出てきて,最後の最後まで学びが詰まった時間でした.

学部4年の福井貫太です.私は温泉資源の復興という非常にニッチな研究についての発表を行いました.私自身,今回の卒業研究は,これまで多くの温泉地を訪れ,携わってきた一つの集大成と考えて進めてきました.研究意欲というよりは,温泉地の現状・課題を少しでも知ってほしいという気持ちで,「初めて聞く人にも必ず理解させる」という目標のもとポスター発表に臨みました.
発表に関しての率直な感想ですが,市古研のレベルは相当高かったと思います.特に感じたのが,5人のポスターの見やすさと聞き手に伝わる話し方です.私自身は研究室会議の中で「複雑な問題の伝え方」について多くを学び,成長したという実感があります.私のものを含め今回の能登半島地震関連の研究は,失礼かもしれませんが正直「伝わりづらい」分野だと思います.その中でこれだけ聞き手に興味を持ってもらい,質疑を活発に行えたのは研究室で深い議論を重ねられた結果だと感じています.
市古先生,市古研のメンバーのみなさん,多大な迷惑をかけながらもここまで協力いただいたこと,本当に感謝申し上げます.ありがとうございました!
温泉地・災害復興の両面から,様々な形で社会に関わり,貢献できるような人間になれるよう,これからも精進してまいります.

こんにちは.学部4年の宇都木葵です.
最終報告会の準備に当たっては,1年半かけて積み上げてきた研究成果を,1枚のポスターという限られた形式の中でいかに説得力ある形に収めるか,非常に苦戦しました.
最終報告会当日は,想定を上回るギャラリーの多さに心臓バックバクでしたが,なんとか無事発表を終えることができました.
他の研究室の学生の発表を聞く中では,研究内容の充実度だけでなく,ポスター表現や,聞き手に伝えるための話術においても非常に洗練されており,多くの学びが得られました.一方で,自分自身の研究に対しては,今期卒論生のなかでも特に現地の生の声と情報に基づいてミクロな研究をさせていただけたことの貴重さを改めて実感しました.このような研究をさせていただけたのは,調査にご協力くださった現地の方々,そして調査を実施させていただける研究室の環境があったからこそです.
この研究室で卒業研究に取り組むことができたことを大変光栄に思います.
卒業研究にあたってご協力いただいたすべてのみなさまに心から感謝しています
ありがとうございました!!

居山蓮さん,佐藤匠さん,小野満与さん,福井貫太さん,宇都木葵さん,卒業研究最終発表会の報告,ありがとうございました.1年半,それぞれ,悩みつつ,共感しつつ,議論しつつ,自分のテーマをしっかりと深めていった到達点,とても高いものがあるとお聞きしていて感じました.研究は自らの問題意識で,が基本でありつつ,社会と自己の間主観性,TMU_DR-Lab.の基底なのでは,とも感じていました.