学生コラム

伊豆大島台風26号水害の避難と生活再建に関するフィールドワーク

土曜日, 10月 10th, 2015
 今年から市古研に配属されました学部4年の髙橋拓宙です。
私は現在、“避難”に関する研究を進めており、一昨年に起こりました伊豆大島土石流災害について現地調査を行っています。そこでは土石流災害が起こってから(又は起こる前から)住民の方々がどのように避難行動をとったか、またそれがどのような理由で行われたものなのか、災害が起こる前の日常生活から、そして過去経験などといった点から住民へインタビュー調査を行い、研究を進めています。こちらではその調査の経過報告と伊豆大島について簡単ではありますが報告させていただきます。
 私は今まで伊豆大島への調査は今まで3回程行っています。現在、土石流被害のあった地区では、メモリアル公園などの地区別の土地利用方針や、流路の拡幅、堆積工・導流堤などの整備といった復興計画の話は進んでいるが、未だ土石流によって被害を受けた地区の多くが(神達、丸塚など)更地となっています。また、上記にあるように流路の拡幅による周辺地域住民の立ち退き問題などがあり、これからも課題・問題が出てくると考えられます。
 その中で、私は7月中頃に住民へのインタビュー調査を行い、7組の方にお世話になりました。住民の方々への単独での調査は今回が初めてであったため最初から上手くお話を進めていくことができませんでしたが、住民の方々には私の質問に1つ1つ丁寧にお答えくださり、そして同行していただいた大島社会福祉協議会の草野様には訪問する際のアドバイスなど教えていただき大変お世話になりました。この調査を通し、多くのことを学び、そして気づかされ、とても有意義な時間を過ごすことができました。今後、自身の卒業研究に向けこの地で多くをインプットし、最後にそれをアウトプットできるよう研究を進めて参りたいと考えております.

    元町3丁目元町橋より少し上流部より ooshima_meijin001 神達地区の椿園残存建物屋上より御神火スカイライン(土石流流出部)に向けて ooshima_meijin002
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