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  • 2020年1月5日卒業コラム:小倉華子さん

     2019年3月に市古研究室を卒業しました,小倉華子です。
     私は,学部は他大学に所属し,大学院から市古研究室に在籍し,研究のみならず多くのことを学ばせていただきました。そこで,今回は,研究室での2年間を振り返り,報告させていただきます。

    <研究室について>

     私は,市古研究室に配属された際に一緒に配属された学生はいなく,研究室に同期はいませんでした。最初はとても不安でどう過ごしていいのか分かりませんでした。しかし,先生や先輩を含め,他大学からの学生でも馴染みやすい環境や雰囲気があり徐々に慣れることができました。また,研究室でのプロジェクト活動も多く,熊本県や東北地方など様々な場所へ訪れることができ,被災地を訪問し現地の方々の話を聞くことで,研究活動への良い刺激にもなりました。また,現地の美味しいものを飲んで食べることも楽しみの一つとなり,有意義な機会でした。
     研究室での多くの活動の中でも特に印象に残っているのは,池袋駅帰宅困難者対策について考えるブランディングワークショップです。これは,池袋駅に関わる鉄道会社や商業施設などの多くの民間企業が参加し,首都直下地震への対策を考えるもので,普段見ることのできない施設の見学や普段はお話しすることのできない立場の方々と議論できる貴重な経験となりました。学生目線の意見を自由に発言できることも学生の特権の一つだなと改めて感じた機会ともなりました。

    <研究に関して>

     研究活動では,私は保育園や幼稚園を対象に災害時対応の備えに着目しテーマを設定しました。市古研究室では,自分で研究テーマを考えるところから始まります。そのため,難しい場面に直面することも多々ありましたが,自分の興味のあるテーマや挑戦したい手法に取り組むことができ,自ら研究活動を進めていく一つのモチベーションにもなりました。私がテーマを考える上で,軸とした考えは,災害の多い日本において,災害に強い社会をつくるためには,災害時に共に助け合える仕組みを充実させこと。そのためには避難行動要支援者も助けることができる環境づくりが必要と考えました。テーマを選定する中で,最終的に保育園や幼稚園の子どもたちと,その周りの環境や人を取り上げることにしました。
     詳しい研究内容は今回は言及いたしませんが,2年間の研究活動で,何度も壁にぶつかりました。しかし,市古先生をはじめとする多くの方々の助言等により修士論文を完成させることができ,本当に自分を成長させることができました。

    <さいごに>

     修士論文をはじめ,一から物事を考え,それを形にするという一連の取り組みを通して,成長できたことは現在の社会人生活にもとても役立っています。首都大学東京の大学院に進学し,市古研究室に所属できたことが本当によかったと思います。大変お世話になりました。 これから進学を考えている方や後輩のみなさま,市古研究室では自分の興味や考えを存分に活かすことできる環境が整っていると思います。多くのことに積極的に取り組み,成長できるように頑張ってください。

    <研究室での活動について>

     市古研究室では、市古先生が行なっているプロジェクトや他の研究室メンバーの研究などで、様々な現場へ参加、経験をすることができました。他大学と共同で行なっている野田村CWSでは、岩手県にある野田村で漁師や農家といった民泊体験や住民との交流を通し、現在課題として取り上げられている人口減少、高齢化による地方衰退などについて、議論を行いました。首都大のボランティアセンターでの活動では、首都大の中で、唯一の研究室の参加として、多くの方々に研究活動や災害地の状況を伝え、他の学生や関係者と交流を行ないました。他にも、市古先生が行なっているプロジェクトでは、WSを通して多くの交流や勉強を行うことができました.
     私自身、そういった場所で多くのことを経験し、少しでも成長することができたのではと感じています。後輩の皆様も、2、3年と研究室の活動は限られているので、遊びも含め、そこで多くのことを経験し、チャレンジしていってほしいと思います。色々と大変なことがあると思いますが、頑張ってください.

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