上柚木地区_おやこ地域防災ワークショップ

27 3月 2015 //
M2の土屋です. 去る10月25日に開催された,第5回上柚木地区防災訓練(八王子市立愛宕小学校)の報告をします.今年で5回目を迎える訓練には体育館に100名弱の保護者が集い,冊子『東京防災』を用いての市古講演に始まり,地震発生後のシミュレーションを含むグループトークなどのプログラムを消化しました.またサブプログラムとしてサバイバル料理体験,防災アプリ体験,トレーラーハウスデザインゲーム等のスペースも設けられ,盛りだくさんの3時間となりました. プログラムの「目玉」ともいうべきグループトークでは,おもに「地震発災直後の安否と集合まで」,「上柚木地区の防災訓練をより魅力的なものにするために」,「災害時に子供を見守る」等のテーマに分かれ,現状抱いている不安やその解決策について話し合いを行いました.私は上柚木地区恒例となっている愛宕キャンプ(小学生や保護者,地域住民が集い,実際に体育館で宿泊訓練を行う)や総合防災訓練の反省を踏まえ,「上柚木地区の防災訓練をより魅力的なものにするためにできることは何か」というテーマについて,参加者の方と話し合う機会に恵まれました. 上柚木地区の特徴として,住民の防災に関する意識や知識水準が非常に高いのはもちろん,こうした訓練を継続して行う「計画・実行力」が挙げられます.一般的に防災訓練には,運営側,参加者側双方の視点から「大変そう」というイメージが少なからずあるかと思います.しかし,上柚木地区では「子供を核に」成人もそこに集うしくみがあること,また参加者だけでなく,スタッフの側もともに楽しみ,さらに良いものを作り上げていく風土が醸成されていることが大きいと考えます.グループトークでは「キャンプでは子どもたちが普段あまり交流しない友達とも仲良くなれた」,「一人ひとりの能力や特技が災害時にも貴重な社会資源である」等,非常に示唆に富んだ意見も多く出て,私としても気づきのある有意義なものであったと思います. そして,なんといっても特筆すべきはこの訓練の実行委員会のメンバーが「全員,お母さん方(女性)」で構成されている点にあります.実際に,3.11の時にも父親は仕事中で日中家におらず,子供の安否確認はおもに地域のお母さん方が行ったという報告が多くなされています.災害発生時における女性の役割がますます高まっている昨今,こうした取り組みを事前に行い,有事に備えることはハザードや地域特性を問わず大切になってくるかと思います. 今年度の活動はこれにて終了となりますが,今後とも現場から多くを学び,また少しでもその力になれればと考えています.いろいろとご指導くださったスタッフの皆様,訓練に協力していただいた参加者の皆様,ありがとうございました. kamiyugiWS20151025

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